【試験対策】TOEIC800点を取得するためにしたこと全て
就活やキャリアアップのためにTOEIC800点を取りたいけど、対策方法が
よくわからないと悩んでいませんか?
今回は私がTOEIC800点を取得するためにした対策を全て紹介します。
私はこれから述べる対策を行った結果、870点 (リスニング : 455点、リーディング : 415点) を取得できました。
ぜひ、参考にしてみてください。
ちなみにわたしのTOEIC学習歴はこんな感じです。
初受験時スコア : 540点
学習期間 : 1年弱。1日30分程度学習した
受験の動機 : 良いスコアを持っていれば、就活で有利になると思ったため
今回は以下の目次でTOEIC対策を紹介していきます。
それではいってみましょう。
リスニング対策
まず始めに結論をまとめておきます。
・Part1、2の問題は最初からある程度解けたので、対策を殆どしなかった。
・Part3、4の問題は最初全く解けなかったので、重点的に対策した。
対策として、問題文の先読み、選択肢の指当てをした。
それでは、各Partの対策を紹介していきます。
Part1
日々の対策
対策した期間 : 0ヶ月
Part1については以下の理由により、日常的な対策をしませんでした。
・対策しなくても正答率が50%以上だった。
・Part1は問題数が少ないので、正答率が低くても合計点数には大して響かない。
テスト本番での対策
テスト本番ではPart1のイントロダクションが流れている間に、写真に写っている
モノを一通り確認しました。
事前に確認しておくことで、本番音声の聞き取りにより集中できるようになりました。
・対策が必要なPartと不要なPartを明確に切り分けよう。
・Part1を最初からある程度解けるなら、日常的なPart1の対策をしなくてもOK
・テスト本番では、写真に写っているモノを事前に確認しよう。
Part2
日々の対策
対策した期間 : 7ヶ月
Part1と全く同じ理由で、日常的な対策をしませんでした。
・対策しなくても正答率が50%以上だった。
・Part2は問題数が少ないので、正答率が低くても合計点数には大して響かない。
テスト本番での対策
Part2前半の問題は疑問詞 (5W1H) を聞き取れれば、解答できる問題が多いです。
そのためテスト本番では、疑問詞を聞き逃さないようにだけ注意しました。
・Part2を最初からある程度解けるなら、日常的なPart2対策をしなくてもOK
・テスト本番では、疑問詞を聞き逃さないようにしよう。
Part3・Part4
日々の対策
対策した期間 : 7ヶ月
Part3、4については最初、本番の類似問題をひたすら解いていました。
しかし、4ヶ月経っても全く解けるようになりませんでした。
英語を聴き終わってから、解くという正攻法ではうまくいかない。
英語を聴きつつ、問題文を読むと、結果的にどちらも頭に入らない。
八方塞がりの状況でした。
ところが、以下のSTEPで問題を解くようにしたところ、3ヶ月程でほぼ全ての
問題に対して自信を持って解答できるようになりました。
試行錯誤していく中で、見出した解答方法です。
それでは、各STEPを丁寧に説明していきます。
STEP1
Part3またはPart4のイントロダクションが流れている間に、出来るだけ多くの問題文を先読みします。
先読みの際には、キーワードとなる英語だけを日本語訳します。
例えば、Where does the speaker work?という問題文の時には、どこスピーカー働く?という風に日本語訳します。
他にも例をいくつか挙げておきます。
・Who most likely is the speaker?
⇨誰スピーカー?
・Where does the conversation most likely take place?
⇨どこ会話行われる?
・What does the speaker recommend?
⇨何スピーカー勧める?
このように日本語訳することで、キーワードを記憶として保持しやすくなります。
STEP2
Part3、4のイントロダクションが終わる直前に、最初の3問のキーワードを再度日本語訳します。
STEP3
本番の音声が流れ始め、1問目の解答にふさわしい内容が聞こえたら、選択肢を見て解答だと思う選択肢を薬指で押さえます。
リスニングしているときに、内容を日本語に訳さないようにしました。全ての英語を日本語に訳すのは限界があるからです。リスニングしているときは、内容を日本語に訳するのではなく、状況をイメージするよう心がけました。
STEP4
2問目の解答にふさわしい内容が聞こえたら、選択肢を見て解答だと思う選択肢を中指で押さえます。
STEP5
3問目の解答にふさわしい内容が聞こえたら、選択肢を見て、解答だと思う選択肢を人差し指で押さえます。
STEP6
この時点でまだ会話が終わっていないかもしれませんが、構わず指で押さえていた3つの選択肢をマークシートに書き写します。
STEP7
次の問題の音声が流れるまで、次の3問のキーワードを再度日本語訳します。
音声が流れ始めるまで、多くの時間があると思います。
STEP8
以降、STEP3 〜 STEP7を繰り返します。
上記のSTEPで問題を解いていけば、問題内容を常に把握した上で本番音声を聴けます。
結果的に高い得点率を確保できるのは、言うまでもないですね^^
対策には以下のような公式問題集と模試を使い、Part3、4の問題を計30回分ほど解きました。
- 作者: Educational Testing Service
- 出版社/メーカー: 国際ビジネスコミュニケーション協会
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【新形式問題対応/CD-ROM付】 TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問
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また、Part3、4に特化したドリルの問題も解きました。
TOEIC L&R TEST パート3・4特急 実力養成ドリル (TOEIC TEST 特急シリーズ)
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テスト本番での対策
テスト本番では、上記のSTEP1〜STEP8を繰り返し行っただけです。
・問題文を先読みしてから、本番の音声を聞くようにしよう。
・問題文を先読みする際は、キーワードのみを日本語訳しよう。
・解答を指当てし、3問まとめてマークシートに書き写そう。
・本番音声は日本語訳さず、状況をイメージしよう。
リーディング対策
まず始めに結論をまとめておきます。
・Part5の対策を重点的に行った。Part5の問題を解くことで、Part6、7の問題を
解くのに必要な語彙力、文法力も培える。
・Part5の各問題を短時間で解くよう意識した。Part5をさっさと解けば、
リーディングセクション全問題を時間内に解答できる可能性が高まる。
・Part6、7の対策は殆どしなかった。
それでは、各Partの対策を紹介していきます。
Part5
リーディングセクションにおいては、Part5の対策に重点を置きました。
理由は、Part5の問題を解くことでPart6、7の問題を解くのに必要な語彙力や文法力を培えるから。
そして、Part5を素早く解くことで試験時間内にリーディングセクション全問題を解答できる可能性が高まるからです。
それでは、実際に行ったPart5の対策を紹介します。
日々の対策
対策した期間 : 10ヶ月
対策には以下のような公式問題集と模試を使い、Part5の問題を計30回分ほど解きました。
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間違えた問題については、一つ一つ解説を読み、間違えた原因を把握するようにしました。
また、単語・フレーズもわからないものがあれば、面倒臭くても放置せずネットで意味を調べました。
そうして2、3ヶ月コツコツ勉強を継続したところ、あることに気が付きました。
それは、Part5に出題される問題 (語彙問題、品詞問題など) はある程度
パターン化されているということです。
特に品詞問題については、空欄の位置と選択肢の単語の接尾辞 (-ly, -tion、-fulなど) を見るだけで解ける問題がほとんどで、一問2、3秒で解けます (空欄の位置と接尾辞の関係についてはこちらの記事に書かれています)。
このことを認識してさらに4ヶ月学習を継続した結果、わからない問題が1割程度となり、わかる問題については1問15秒程度で解けるようになりました。
その後も3ヶ月程度コツコツと学習を継続しました。
テスト本番での対策
テスト本番では、Part5の各問題を短時間で解くことを強く意識しました。
Part5の各問題をさっさと解くことで、浮いた時間を時間不足になりがちなPart7の長文問題に回せると考えたからです。
ただ、テスト本番で実際にしたことは非常にシンプルです。
(1) 解答がわからなければ、即座にパスすること、(2) 解答は問題用紙の縦一列分 (4 〜 6問) まとめてマークシートにマークすることだけです。
しかし、日々の対策を手厚くした事との相乗効果により、結果としてPart7の長文問題を急いで解かなくても、テスト時間内に一通りの問題を解き終われるようになりました。
そしてテスト終了まで時間が残っている場合には、パスした問題を解き直しました。
時間が殆ど残っていない場合には、マークシートに適当に穴埋めして、テストを終了しました。
英語を読むときは、日本語に訳さずに読みました。日本語に訳すとリーディングに時間が掛かってしまうからです。英語を読んだときに日本語に訳すのではなく、内容の情景をイメージするように心がけました。
また、日々の隙間時間にはえんぽんたんというスマホアプリで単語の学習をしていました。
ゲーム感覚で学習できるので非常にお勧めです。
えいぽんたんについては以下の記事で紹介しています。
・リーディングセクションで高得点を目指すなら、Part5の対策を
重点的にしよう。
・品詞問題は一瞬で解けるように対策しよう。
・答えのわからない問題は即座にパスしよう。
Part6
日々の対策
対策した期間 : 0ヶ月
Part5の対策をした結果、Part6の問題を殆ど解けるようになりました。
そのため、日常的なPart6の対策はしませんでした。
テスト本番での対策
テスト本番では、問題文を上から流し読みをしていき、空欄のたびに該当する選択肢を見て解いていきました。
また、Part5同様、Part6も短時間で解くよう意識し、解答がわからない場合は即座にパスしました。
パスした問題については、リーディングセクションの全問題を最後まで解き終わった後で、解き直しました。
時間が殆ど残っていない場合には、マークシートに適当に穴埋めして、テストを終了しました。
解答は一題分 (4問) まとめてマークシートにマークし、解答時間を効率化しました。
英語を読むときは、日本語に訳さずに読みました。日本語に訳すとリーディングに時間が掛かってしまうからです。英語を読んだときに日本語に訳すのではなく、状況をイメージするよう心がけました。
・対策が必要なPartと不要なPartを明確に切り分けよう。
・Part5対策を十分行ったなら、日常的にPart6対策をしなくてもOK
・解答のわからない問題は一瞬でパスしよう。
Part7
日々の対策
対策した期間 : 0ヶ月
Part5対策で語彙力や文法力を培った結果、Part7の長文を大方読めるようになりました。
そのため、Part7の日常的な対策をしませんでした。
テスト本番での対策
長文を一通り読んでから、解答しました。
解答がわからない場合には、その都度解答が載っていそうな部分を読み直しました。
長文自体の内容を理解するのが難しく、時間が掛かりそうな場合は、一旦パスして次の長文を読むようにしました。
パスした長文については、リーディングセクションの全問題を最後まで解き終わった後で、再度読み直しました。
時間が殆ど残っていない場合には、マークシートに適当に穴埋めして、テストを終了しました。
解答は1題分 (2 〜 5問) まとめてマークシートにマークし、解答時間を効率化しました。
英語を読むときは、日本語に訳さずに読みました。日本語に訳すとリーディングに時間が掛かってしまうからです。英語を読んだときに日本語に訳すのではなく、内容の情景をイメージするよう心がけました。
・Part5対策を十分行ったなら、日常的にPart7の対策をしなくてもOK
・解答がわからない場合は、その都度解答が載っていそうな部分を
読み返そう。
体調管理
試験前日は23時までに布団に入るようにしました。
睡眠不足の状態で2時間の試験を集中し続けるのは難しいと考えたからです。
終わりに
いかがでしたでしょうか?今回はTOEIC800点対策について紹介しました。
最後にTOEIC800点対策の結論を一言でまとめます。
リスニングセクションPart3、4とリーディングセクションPart5の対策を
徹底的にすれば、TOEIC800点は簡単に取れる。
以上です。 勉強一緒に頑張りましょうね。