【暗記法】マインドマップを活用して英単語を効率よく覚える
皆様、英単語を覚えるのは得意ですか?
今回は苦手というあなたのために、マインドマップを活用した英単語学習法を紹介します。
こちらの方法を活用することにより、一度学習した英単語を復習する機会が自然と増え、結果として英単語をより速く覚えられるようになります。
まず最初に、この記事の内容をまとめておきます。
・英単語学習にマインドマップを活用すれば、英単語を効率よく覚えることができる。
・マインドマップは、意味が関連する英単語同士を紐づけるために活用する。
それでは上記について、順を追って説明していきます。
ちなみに、今回紹介する方法で作成したサンプルのマインドマップはこちら。
必要なツール
今回紹介する方法では、マインドマップを作成できるスマホアプリXMindを利用します
(もちろん、他のマインドマップ作成サービスを利用してもOKです)。
XMindはiOS、Android向けに提供されており、基本無料で利用できます。
マインドマップとは?
マインドマップは、思考や情報を整理するためのツールです。
キーワードを放射状に線 (ブランチ) でつないでいくことで、お互いの関連性を
整理することができます。
概要説明
記事の冒頭で示したサンプルのマインドマップを再度お見せします。
こちらのように、英単語を分類するための黒い囲み枠 (フローティングトピック) に対して
枝葉 (サブトピック) として関連する英単語を紐づけ、そこからさらに関連する英単語を
紐づけていくことによってマインドマップが放射状に広がっていきます。
マインドマップの作成にあたって、英単語の品詞を意識する必要は基本的にありません。
上図では、body (体) という英単語を分類するためのフローティングトピックに対して、earwax (耳垢) という関連する英単語を紐づけ、そこからさらにearwaxから連想できる
dirt (汚い) を紐づけています。
dirtに対しては意味が比較的近いrotten (腐る)、decay (腐る) という英単語を紐づけています (例えが綺麗ではなくてすみませんw)。
同様の考え方で、英単語を分類するためのフローティングトピックfeeling (感情) に対してwicked、insane、stunningを紐づけています。
英単語同士を紐づける際には、毎回必ず過去に学習した英単語の意味を思い出すという復習の過程が必ずあります。この復習の過程が英単語同士を紐づけるタイミングで毎回必ず起こるからこそ、過去に学習した英単語の意味が効率よく記憶に定着するのです。
マインドマップを活用した英単語学習の流れ
次に、マインドマップを活用した英単語学習をどのように行うか説明していきます。
「概要説明」に記載した内容である程度要領を掴んだという方は、本章以降を読まなくてもOKです。
STEP1 教材で単語の学習をする
何はともあれ、ご自身が普段利用されている英単語学習アプリや教材で英単語を学習します。
これといって利用しているアプリや教材がない場合は、English With TV Seriesなどの海外YouTubeチャンネルを利用してみると良いと思います。
映画を見ながら楽しく英単語やフレーズを学習できます。
Learn English With Harry Potter - Wingardium Leviosa
Learn English With TV Seriesを利用してみたが、英語が速すぎるという場合には
YouTubeの機能で音声速度を調節してください。
調節する方法は以下の通りです。
①動画右下の歯車マーク (設定ボタン) をクリックします。
②再生速度をクリックします。
③再生速度を選択します。選択肢以外の速度にする場合は、一番上のカスタムを
クリックしてください。
STEP2 英単語の意味を調べる
意味のわからない英単語があった場合は、その時点で日本語訳を調べます。
STEP3 テンプレートを選択する
次に、XMindを起動しテンプレート (マインドマップのタイプ) を選択します。
今回選択するテンプレートは「マップ」です。
STEP4 中心トピックの名称を変更する
中心トピックの名称を変更します。
中心トピックの名称変更の方法は以下の通りです。
①中心トピックをタップします。
②編集というボタンをタップし、任意の名称 (English Wordsなど) を中心トピックに
入力します。
STEP5 メイントピックを削除する
メイントピックは今回利用しないので削除します。
メイントピック削除の方法は以下の通りです。
①メイントピックをタップします。
②削除というボタンが表示されるのでタップします。
③同じ手順で残り2つのメイントピックも削除します。
STEP6 フローティングトピックを作成する
学習した英単語を分類するためのフローティングトピックを作成します。
作成の手順は以下の通りです。
①画面の何もない部分を長押しします。
②「フローティングトピックを追加」というボタンが表示されるのでタップします。
③続けて、フローティングトピックをタップします。
④編集というボタンをタップし、学習した英単語を分類するための英単語を入力します。
入力する英単語は基本的に何でも良いですが、今後色々な英単語が紐づけられそうな
幅広い意味を持つ英単語が良いと思います。
例としては、body (体)、feeling (感情)、motion (動作)などが挙げられます。
STEP7 中心トピックとフローティングトピックを紐づける
次に、中心トピックとフローティングトピックを紐づけます。
手順は以下の通りです。
①中心トピックを選択した状態で画面上部の+アイコンをタップします。
②メニューが表示されるので、「関連」をタップし、紐づける対象のフローティング
トピックをタップします。
STEP8 フローティングトピックにサブトピックを追加する
フローティングトピックにサブトピックを追加することで、学習した英単語を関連付けます。
方法は以下の通りです。
①フローティングトピックを選択した状態で画面右下の分岐していないアイコンを
タップします。
②サブトピックが追加されるので、学習した英単語を入力します。
STEP9 フローティングトピックまたはサブトピックの追加を繰り返す
以降、学習した英単語が増えるたびに、マインドマップにフローティングマップまたは
サブトピックを追加します。
サブトピック配下に新規サブトピックを追加する場合は、以下の操作を行います。
1. 親となるサブトピックをタップします。
2. 画面右下の分岐していない方のアイコンをタップします。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
今回はマインドマップを活用した英語の学習方法を紹介しました。
皆様のお役に少しでも立てたなら幸いです。
ちなみに、今回は英単語のみのマインドマップを作成しましたが、「英単語とフレーズが混在したマインドマップ」、「フレーズのみのマインドマップ」も作成することは可能です。
こちらもご興味ありましたら、ぜひ作成してみてください。
Learn English with TV Seriesのように、英語学習に使える海外YouTubeチャンネルについては以下の記事で紹介しています。
ぜひご覧ください^^